夏休みまでの準備期間
今回は主に塾生向けです。夏期学習会開始まであと3週間となりました。
中学校では定期テストが終わり、小学校でも6年生の修学旅行が終わり、少し一息というタイミングです。
小学生・中学生ともにこの3週間の過ごし方がとても大切になります。
運動部の生徒は大会が続きますが、この間を何もしないで過ごして良いわけではありません。
夏期学習会最終日には実力試しの道コンがあります。また、休み明けテストもあります。2学期は各学年内容が難しくなり、試験範囲も広くなります。テストが終わったこの時期に学習し続けることがライバルに差をつけ志望校へ近づくことができます。
そこで学習提案として2点挙げます。
①定期テスト範囲で学習が不足していた部分の復習をし、ミス問題を減らし、弱点を補強しておくこと。
②1学期までに学習した内容(場合によっては前学年も必要)をよく復習すること。
①・・・すでにやっている人が多いと思いますが、やっていない場合はまずはそこからですね。
②・・・そこまでやっている人は少ないと思います。そして「どこを復習して良いのかわからない。」という声も聞こえてきそうですね。
当塾は「自らを律し、自ら進んで学習計画を立て実行する生徒を育てること」を方針とし掲げています。
ただ「やらなくては!」と頭ではわかってはいても、なかなか実行に移せないということもあります。
また「先生のアドバイスが欲しい」「何をやったら良いかわからないから学習計画を(一緒に)立ててほしい」という希望もありそうです。
テキストの進むページを指導者側ですべて決めて実行するのは当塾の方針に反します。「先生の指示待ち」の生徒を作りたくないからです。生徒の主体性を育てることを目的としています。
そこで、生徒と共に学習計画を立てるための面談を行います。
面談の内容は・・・
①学習課題とその解決方法を提示します。
②個別の学習計画と実行方法について。
③8月道コンの目標設定とその対策。
これらが夏期学習会での理解と定着の助けとなります。
8月道コンで目標(自己ベストの更新)を決めて頑張ってもらいます。
学習室アドバンスが目指す生徒像
今回、附属中(6月)の定期テストで自己ベスト更新を出した生徒がいます。
全教科50点台(60点満点)、5教科合計272点(300点満点)の素晴らしい成果を出してくれました。
この生徒は自分で目標を立て、これまでとは比べ物にならないくらい勉強していました。
私からは分からない問題を辞書や参考書での調べ方をアドバイスしたり、解法のヒントを与えるというサポートのみです。
学習ペースもある程度本人に任せましたが、必要な量をこなしていたので「今回は相当行けるのでは?」という期待と手応えがありました。
これは本人の並々ならぬ努力の賜物です。
生徒が本来持っている能力に努力が加わった結果と言えます。
本人からはこれまで自分より上位と言われてきた生徒たちと並んできたという話を聞きました。
まだまだ上もいるとのことですが、本当にうれしい限りです。
学習室アドバンスのみなさんが「自ら意欲的に学ぶことができる」と信じています!
努力の結果が成績に結び付き、お子様の成長を間近で見られるのはこの職業をする上での何よりの喜びです。