模試の解き直し
こんにちは。
今日は冬期に行った北海道学力コンクール、小学生学力コンクールの解き直しについてお届けします。
テスト返却後、そのままにしていると模試の意味が薄れます。
模試でできなかった問題や発見した弱点を復習し直して、次に活かすことが大切ですね。
今回、道コンの解き直しノートを提出してもらいました。(次回以降もやります。)
一人ひとり意識に差があり、
小学生と中学生、当塾に長く通っている生徒と最近入塾した生徒でも
経験値に差があります。
それらが解き直しノートに精度の差となって現れます。
ただ、「正しい答えを写すことは解き直しではありません。書き直しです。いわゆる作業です。」
あっ、以前のブログで似たこと書いてますので省略します。
今回、塾生に提出してもらった中で、良かったノート例を参考までにいくつかアップしていきます。
まずは小学生から。
1回目提出時のもの
受け取り後、すぐに私から口頭試問で☑が入ります。
「大塩平八郎って何をした人?」
「日米和親条約って何?」
「富国強兵を説明して。」
子どもは予想通り、答えられません。(ごめん。)
(大塩平八郎は調べていたので、少しだけ答えられました。)
長年、この仕事をしていると解き直したノートを見るだけでちゃんと理解しているかがわかります。
2回目(再提出時)のもの
わからない用語を調べてまとめてもらいました。
これで初めて解き直しと言えます。
ノート一つをとっても学習法にはコツがあります。
次に中学生の例を何枚かいきますね。
ポイント、図や地図を使いわかりやすくまとめています。
これが解き直しですね。素晴らしい!!
そして、こちらはふだんのノートまとめです。
図を見やすく描き、大事なところへマーカーなど工夫されていますね。
私が板書したものを写したのではなく、生徒自ら参考書を使いまとめたものです。
自分で理解しながらまとめているので忘れづらいです。
話は少しだけそれますが、
「ノートまとめは時間がかかり、効果が薄い」と言う方がいますが、
私はこれは正しくないと思います。
たしかに「理解しないまま作業としてノートをまとめるだけでは時間がかかった割には効果が薄いかもしれません。」
しかし、「理解しながらノートにまとめる」という基本的なことができる子どもであれば、
まとめた内容を1、2ページ位なら全て言うことができます。
自分でまとめた内容ですから、こちらが驚くぐらい頭に入っていて、スラスラポイントを押さえた説明をしてくれます。
ノートまとめ後の驚異的な理解度(流暢にスラスラ説明できる)(演習時の正答率)を目の当たりにしているので、今後も「ノートまとめ」を推奨します。
補足ですが、どんなやり方でも基本を間違えなければうまくいきます。
この場合はノートまとめが悪いのではなく、作業にしてしまうかどうか、やり方の問題だと私は思っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
学習室アドバンスは「自ら学ぶお子様の育成」をコンセプトに掲げ、今後も取り組み続けます!