冬期学習会と3学期について(新中1)
今年は中学受験生が多いため、通常よりも早く小学6年生のカリキュラムを終えることになります。
その結果、小学6年生の冬期講習では、先日のブログで紹介した「書く力」に加え、中学の先取り学習(国語、数学、英語、理科、社会)を開始します。
通常は3月に開始する中学準備講座を、3ヶ月前倒しで始めることになります。
小学生には定期テストがないので、3学期以降も中学の内容を先取りして学習を続けます。
ただし、重要な単元に関しては、必要に応じて小学校の内容の復習も行います。
※1月に私立中を受験するお子様は受験科目の学習が優先ですので、冬期中も小学校内容の復習となります。
中学校では特に英語の成績に差が出ています。これは小学5年生から英語が正式な教科となり、必要な単語数が約2倍に増えた新しい教科書の影響です。実際、小学校で学んだはずの単語を中学入学時に書ける生徒はほとんどいません。
中3の2学期定期テストでは、5科目全ての平均点が40点台でした。また、中1は3科目で40点台、英語の平均点は50点台でした。
長らく指摘されている通り、学力の二極化が進行しています。勉強をする生徒はしっかりと勉強しますが、そうでない生徒は全く勉強しません。
もちろん、小学校の内容をしっかりと復習する必要がある生徒もいます。そのため、保護者面談などを通じて、各家庭のニーズに合わせた対応を決定しています。
このような状況の中で、以前のブログで紹介した通り、当塾の小学6年生は中学1年生の文法テキストと英単語テストを行っており、その成果が出ています。