本の紹介
後期に入りました。
今月の主な行事。
中2は宿泊学習、お疲れさまでした。
楽しめたようで良かったです。
中3は学力B・道コン(10月)・修学旅行ですね。
先日ある本を手に取りました。
本屋さんに並んでいる多くの本の中で、
その本だけが飛び込んでくる感覚でした。
「今コレを読まないでどうするの!?」って本の方から呼ばれた気がしました。
私のサラリーマン時代、
ビジネスコーチの方にビジネスにおける考え方や経営者の視点(当時は教室管理者としての視点)について、
2年間教えてもらったことがあります。
「本屋に行けばその時に自分に必要な本(読みたい本)が必ず見つかりますよ。」という話を思い出しました。
今思えば、その時の経験が随所で生きていますね。
さて、引っ張りましたが、本のタイトルは
「大谷翔平86のメッセージ」児玉光雄著・三笠書房
という本です。
大谷選手と言えば、まさに今を生きている伝説の二刀流、スーパースターです。
あっ、今年の流行語大賞はもしかして、「二刀流」ではないかな。
と浅めの予想をしておきます。
この人は三刀流。
前々から、大谷選手が高校時代から目標達成シートを使って、
自分の目標を達成していたことは知っていました。
「成功には技術が必要であること」
スポーツも勉強も成功には技術が必要です。
このことを多くの人に知ってもらいたいと思っています。
当塾の目標達成の方法(目標設定方法と実行していくための技術)とも重なるところが非常に多いです。
新たな視点を得るという意味でも、今後の生徒指導の助けになります。
「秒で」購入しました。
そして今、ブログのネタになっています。(これだけで元は充分に取れました。)
「大谷翔平86のメッセージ」から少し引用します。
それに私の感想と考えについて述べる形で進めます。
野球を始めた小学3年生のときから、
自信を持って「僕はプロ野球選手になる」と言い続けてきた。
そして、一度として
プロ野球選手になれないんじゃないかと思ったことはなかった。
(「プロ野球選手になる」というこだわりについて語った言葉)
ポイントは「自分はやり遂げられる」と自分を信じている事。
そして、マイナス思考にならずに小さな努力を積み重ねることであると思います。
これはイチローさんも言っていました。
成功者が大切にしていることは共通点が多いですね。
そして、文章の構成等が似ているなと思い、
改めて確認しましたが、やはり同じ著者でしたか(笑)。
目標を持つことは大事だと思います。
僕がどういう選手になるのかというのは、自分で決めること。
(中略)チームの柱として頑張っている自分を想像するのは
すごく大事なことだと思います。
(「文藝春秋2013年10月号」より)
「自分のやり方で、自分を鍛え上げる」という信念が
大谷選手にたぐい稀なる才能を与えているんだと思います。
例えば目標を持つことを学習で考えてみれば、
自分はこの点数を取ろうと決める。
その点数を取るために
必要な学習内容の計画を立てる。
学習時間を確保する。
目標を実現するために目標には数値を必ず入れる。
「いつまでに100ページまでやる。」
「そのためには毎日4ページずつ進める。」
「学校ワークを3回繰り返す。」
「教科書を8回読む。」
「毎日4時間勉強する!」等。
計画通りにいかない時にどうするかを再度考える。
できてないところを工夫してできるようにしていく。
等が挙げられます。
学習室アドバンスではこれらをきっちり行います。
単なる教科指導というより、「自律的学習者を育てること」を主目標にしています。
日々お子様と一緒に取り組んでいます。
だって、休み前の夜は9時まで打ってるんだよ。
屋内練習場の電気がついているから、「誰?」って聞くと「翔平です」って言われる。
休みの日も2回連続で8時半から打ち始めている。
午後じゃないよ。朝からだよ。
(普段の大谷の練習について、栗山監督が語った言葉)
監督はトレーニングの一環として休ませたいのに、なかなか休んでくれないとのことで(笑)
凄さが伝わる話です。練習が大好きなんですね。
世界的に活躍できるのにはちゃんと理由がある訳です。
学習でも同じです。
抜きん出るにはどうする?
人と同じ量をやっていては人並みですよね。
単純に他者の倍やったらどうでしょう?
学年トップ取れるんじゃないでしょうか。
過去に学年トップだった子を思い出すとやはり、
やり方も学習時間も凄いなという印象があります。
それは1位取るよね。と。
練習大好きの大谷選手のように、
子どもたちは「学習大好き」になってくれれば一番です。
まぁ、「大好き」とまでは行かなくとも、
どうせやるなら、
「嫌々やる」のではなく、
「自分のステップアップのためにやれる」人を目指してほしいです。
せっかくですので、本の宣伝を。
オオタニサン好き、イチローさん好き、野球好き、スポーツ好きの方にはぜひ。
学習にも仕事にも応用できます。
1つのメッセージに対して、著者がコメントをしてくれています。
気楽に読める文体です。
モチベーションをあげたい方におススメです。