学習役立ち情報

結果より過程

結果より努力の過程を認める

今日はあいの里東中の定期テストですね。
今頃、始まっている頃でしょうか。
と言ってもこの記事は予約投稿にしたので、前日に書いていますが。

保護者様の中で、テスト結果を見て「もっと取れるでしょう!」「なんでこんな点数なの?!」「こんなところ間違って・・・。」と
お子様に言ってしまう前に・・・。

点数や結果を責めても逆効果です。

文字通り「結果」ですからお子様に感情をぶつけても、点数は変わることはありません

 

「どうせ、やったって・・・」
「私なんて・・・」という気持ちになり、

「お子様の意欲や自信を失わせてしまう」という負の面が強く出てしまいます。

まずは、落ち着いて。

感情を抑え、意識的に、良かった部分を見つけて、褒めて(労って)あげてください。

「テスト前の学習時間が増えたこと」
「数学、良かったね!がんばってたもんね!」
「理科のここの単元は良くできているね!勉強してたよね!」
「学校ワークを早めに終了させて2周目、3周目に入ってがんばっていたね!」

など、具体的に良いところを見つけ、声をかけてほしいと思います

保護者様が点数を気にすることも充分理解できますが、(たぶん)本人が一番気にしています。

結果に対してネガティブな言葉をかけても、何も良いことがありません。

 

「自己肯定感」という言葉がありますが、この「自己肯定感を高めていくこと」が学習に最も効果があると考えます。

学習室アドバンスは「お子様の頑張りを認め、自信をつけ、自ら学んでいけるお子様を育てること
を開塾以来一貫したコンセプトとしています。

その点は保護者様にも面談などで随時お話し、ご理解・ご協力いただいております。

結果についてはアドバンスで、「どこが良かったのか」・「どこが足りなかったのか」、
「次に向けてどう学習すればよいのか」を自己分析してもらいますので、ご家庭では責めないでください。
褒める場合は思いっきり褒めていただければと思います。


繰り返しますが、出来たところに焦点を当て、うんと褒めてください。
お子様が「数学〇〇点だったよ!」と言ってうれしそうにテスト用紙を持ってきてくれるのは「思いっきり、褒めて!!」のサインです。
その時に「他はどうだったの?」とか「この問題できたんじゃない?」と言ってしまうとチャンスを逃します。
まずは数学(できた教科・部分)を認めてあげてください。

~私と生徒のやり取り~

私「今回の数学は良かったね。おうちの人たくさん、褒めてくれたでしょう?」
生徒「いや、全然。」
私「えっ?なんか言ってなかった?」
生徒「いや、特に褒めてくれてないです。」
私「・・・。(このタイミングで褒めてあげないと子どもが伸びないのに・・・。)」

という状況にならないように、
お子様が「お母さんに(お父さんに)褒められた!」と実感できるくらい大げさに褒めてあげてくださいね。
そして、がんばりを労ってあげてください。
よろしくお願いします。

 

お子様にとって、保護者様の一言が本当に大切です。
(努力ができていないお子様を甘やかすということではありませんよ。)
やっているけど、結果が出ていない場合は本人が一番気にしていると思いますので。

結果が出るまでにはタイムラグがあります。

いつもよりやっていたから、必ず結果が出る訳ではありません。
ただし、やってきたことは必ず次につながります。
無駄にはなりません。
たとえ結果が出なかったとしても、粘り強く学習を続けるしかないのです。

ここまで、結果が出なかった場合について書いてきましたが、
実は今回の定期テスト、中学生は自習室で、そして家庭学習でかなり早めからスタートして、頑張っているので、
私自身はいけるだろうとは思っています。

当塾では「結果よりプロセスを認める(褒める)」ことで「自信」がつき、「良い結果」も自然についてくる。
それにより、「さらにやったから伸びた」という好循環を生み出していきたいと思います。

そういうお子様を育てていきます。

正しい学習法で真っ当な努力をし続けたお子様は、
すぐに結果が出なくても、必ずどこかで上昇の波に乗れるのです。

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